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主宰のことば
創刊より「俳句のなかに私という人間を生かす」ということが『陸』(りく)の理念である。この言葉は、もともとは人間探求派と呼称された加藤楸邨を源としているが、その底には、“人間いかに生くべきか”という自問が込められている。
これは今日の世においては愚問かもしれぬ。佳い作品さえ作っていれば、という風潮がある。それゆえ逆に尊いのである。
その私の思いはとにかく、「陸」での各々の個性、資質をのびのびと自由に、作品に結実できれば、というのが主宰として願うことである。明日に向って撃て、である。
陸は田川飛旅子師によって一九七三年昭和四十八年八月二十八日に創刊されました。
一九九九年四月中村和弘主宰に引き継がれ今日に至っています。
つきましては、五十周年を迎え次のとおり記念大会及び祝賀会を開催いたします。
開催日時:令和6年11月28日(木)午後3時〜
開催場所:如水会館(東京・一ッ橋)
会員、同人、これまで応援いただいた多くのご招待客の皆さまをお迎えしての祝賀会となります。